matsuko diary

映画感想ブログ

映画 ダンケルク※ネタバレあり

クリストファー・ノーラン監督、初の実話に挑んだ、兵士たちの決死の戦い描いた作品。f:id:osugi923:20170929214139j:image

 

 

あらすじ

1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する。

 

感想

★★★

ノーラン監督、お見事です!!

あっという間に終わってしまいました。f:id:osugi923:20171003212702j:image

 

 映画だけどまるでドキュメントを観ているよう

起承転結はありませんよ。初っ端から危機迫る展開、いや、ずっと危機迫る展開。で、あっという間に一気にクライマックスへ突入してまるでアトラクションに乗っていたかのような体験。f:id:osugi923:20171003212734j:image

 

ノーラン式、時間軸健在

ダンケルクに取り残された兵士たちを助けるという一つの目的を軸に、3つのストーリーが同時進行で進みます。次から次へと迫る生死との瀬戸際にハラハラドキドキしながら、3つのストーリーの時間軸が重なるラストはもう素晴らしい!!の一言。さすがノーラン監督でした。

 

ストーリーを特に深掘りする感想はありません。

ただただ、必死に生き抜こうとする人たち、必死に助けようとする人たちが織りなす最高のエンターテイメントでした。

 

敢えて掘るとしたら、素晴らしくイケメンな英国俳優さん達が沢山出演しているということと、印象に残る音楽(BGM)達ですかね。

 

本作の主人公、トミー役のフィオン・ホワイトヘッドをはじめ、、若い俳優さんたちがとてもフレッシュ。最高英国俳優さん。f:id:osugi923:20170930151304j:imagef:id:osugi923:20171003212550j:imagef:id:osugi923:20170930151306j:imagef:id:osugi923:20171003212957j:image

 

 

何と言ってもトムハーディ。f:id:osugi923:20170929214149j:image

もう只々かっこよかった。はぁ…いけめん。

トムハでこの役はずるいですね。鑑賞後、一言目に「トムハかっこよかった」と言っていた男性の方に完全同意でした。

ノーラン監督常連ですね。

 

そしてもう一方、ノーラン監督常連のキリアンマーフィ。

 安定の、クセの強さですわ。このダンケルクでさえ。さすがです。その存在感はどんな作品にも映えます。f:id:osugi923:20171003212651j:image

 

 

 「映画を観たより映画を体感した」ダンケルクでした。