映画「山田孝之3D」※ネタバレあり
山田孝之、全告白(??)
あらすじ
ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」から派生した、多くの作品で名演・怪演を見せる俳優の山田孝之の思考に迫る異色作。テレビドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」でも組んだ松江哲明と山下敦弘が共同監督を務め、山田自身の告白などによってその頭の中を解き明かしていく。
感想
★★★
山田孝之ワールド好きなので面白かったです。この作品、山下監督が山田孝之さんにひたすら質問しては答える形式でしたが、ガキ使の企画でいうと「山田孝之の100のこと」て感じです。ただこれをスクリーンで、しかも3Dで観たいかと言われると、「んーテレビでもいいかな」て思ったのは正直なところ 。
山田孝之さんに興味があれば
本作の原点となる「山田孝之カンヌ映画祭」というドラマを観ていた人間としては、山下監督と映画作れてよかったね…愛菜ちゃんも出てくれてるよ…(しんみり)とか思って、映画本編の感想ではないですね。 でもなんでもありですよね、山田孝之ワールドは。とりあえず本作のテイストは素直に受け入れられました。
そもそも山田孝之さんという人物に興味関心があれば、その人のことを知れるので聞いていて面白いはずです。一応本人曰く、嘘ついた(演技した)のは1回と言ってましたし。(いや2回?)
山田さんの話を聞いて、自分自身について考えた
ラストの方で、なんでこの映画を作ったのかと聞かれた山田さんは「自分自身の事を知りたかったから」と答えてました。
確かに自分のこと、わかってるようでわかっていない事ってありますよね。私もいまだに自分がよくわからないです。意外と他人の方が自分のことをわかっていたりします。そして口に出してみて気づくこともあります。山田さんは自分を知るというツールとして、今回3D映画として一般に公開しました。芸能人って凄いですよね。
でも山田さんの赤裸々話を聞いていたら、(特に幼少期の)「この人もこういう事を考えるんだな」「でもこれはしちゃあかんよね」「ここは共感するなぁ」とか、自分自身に投影してみちゃったりしてました。
あと前髪がちょいちょい気になった←
あと長澤まさみの下りは、内容しょうもないけど好き。
あとイッツコムチャンネルの下り好きでした。
山田孝之を知りたければ、自分自身を知るきっかけがほしければ是非。