映画「リメンバー・ミー」※ネタバレあり
それは、時を超えて一家族をつなぐ、奇跡の歌
感想
★★★★
はぁ、、良い映画みたな、良い涙流したな。
メキシコの音楽×ディズニーすごく良かったです。そして主人公のミゲルがとても愛らしかった。
家族がテーマ
「忘れないで」を伝えるのが、毎度うますぎるピクサー映画ですが、リメンバーミーのテーマは家族の物語でしたね。家族の大切さは、わかっているんだけど一緒にいるときは中々噛み締められないのよね、近すぎて。
ミゲルの魅力
主人公ミゲルは家族想いの良い子でした。ディズニーでもあんな屈託無い純粋なキャラクターは珍しい。でも、ミゲルの真っ直ぐさが観てる人たちを心地の良いものにしたのは間違いないです。そして何と言っても、歌とギターが上手。惹きつける惹きつける…真っ直ぐで伸びがある綺麗な歌声は感動。
そしてあんな可愛い子どもが欲しい、、と思う年齢になりました 笑
今回の悪役は救いようがなかった
だいたいミスリードから始まりますが、ヘクターが父親か!て気づくのが遅い私は映画を存分に楽しませていただきました。
それにしてもヘクターの人生が可哀想過ぎる。才能も悪いやつに見つかったら、考えものやで…。ずっと孤独でチョリソー詰まらせて死んだって自身も皆んなも思っていて、どうゆうことやねん!!
本当デラクルスがかなりのクズっぷりでしたな。(自身の死に方もかなりあっけなかったが)
リメンバーミーで感じた先祖
ミゲル家は代々のご先祖様を皆んな知っている。だから、死後の世界でも生き続けていられる。しかし、自分の家族はおじいちゃん、おばあちゃんの先の先祖が思い出も勿論なければ顔も知らないです。伝統を受け継いでいません。でもそれが大切なんだなと自然と思わせてくれる。ディズニーは本当に上手ですよね。
そしてリメンバーミーの死後の世界は、生前の世界で自分のことを誰も思い出さなくなったら2度目の死が待っているというもの。これは、一般人であれば、自身も子どもを産んで、先祖継承をしていかないとだめなのよね。
ラスト 涙がぼろぼろ
ヘクターが2度目の死を迎えそうになるとき、それは自分の娘(ココ)の死が近づきているということであり、ココが死後の世界に行ったと同時にヘクターは消えて無くなってしまう…というシチュエーションになり得るというのがとても悲しいな、よく出来た残酷な設定だなと思いました。(だからこそ他の人の力が必要で、ヘクターが消えないように奮闘するミゲル達に泣けます)
そして、ミゲルが現世に戻り、ココにリメンバーミーを聴かせるシーンも泣けます。
ディズニー映画の中でもかなりのヒットでした。