映画 「ボヘミアン・ラプソディ」 ※ネタバレあり
伝説のバンド〈クイーン〉彼らの音楽を唯一超える〈彼〉の物語
あらすじ
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。
感想
★★★★★
とても興奮した。音楽の力って凄い。なによりもクイーンというバンドの偉大さに圧倒された。
(いつも以上に浅い語彙力と、勢いだけの文章であることをご了承いただきたいです。)
クイーンの楽曲がもっともっと好きになる!
劇中に流れた曲の中で特にお気に入りなのは
「Fat Bottomed Girls」
歌詞は置いておいて、サウンドがクールでカッコいい。出だしの「Ah, 〜you gonna take me home tonight」のハモリが大好き。フェスならノリノリスイッチが一気に入る一曲。
「Under Pressure」
イギリスのミュージシャンのDavid Bowieの共作。これはPVと歌詞が好きで。映画「SING」で劇中歌でも流れていましたが、本作では勿論、絶妙に良いシーンで流れます。
「Radio Ga Ga」
これは最後のライブのシーンで歌ってましたが、「Bohemian Rhapsody」からの、「Radio Ga Ga」が最高にカッコよくて、それでハマりました。
ラスト、ライブでの興奮が忘れられない!
この一言です。CMで流れてたりすると、あの感動と興奮が蘇ってくる。歌いたくなる。(しかし実際カラオケで歌っても、自身の歌唱力と英語の発音がうまくなくて絶望する)
ライブとかフェスに行きたくなりました。「フレディが生きているうちに一度生で聴けたらな」という思いがこみ上げてきては、いま好きなアーティストのライブにはもっともっと足を運ばなければ!と強く思ったり(そもそもチケットが当たらない問題)、音楽の力の素晴らしさを呼び起こしてくれたんです、クイーンは。
ボヘミアン・ラプソディと時代
ボヘミアン・ラプソディを始めてフルで聴いたのは、海外ドラマ「glee」。「序盤のバラード、中盤のオペラ、終盤のロック、これが一つの曲だなんてめちゃめちゃカッコいいなぁ!クイーンは当時めちゃめちゃ攻めたバンドだったんだろうな」と思っていたら案の定。本作でもボヘミアン・ラプソディを巡ってレーベルとの対立がありましたね。当時でこそ、万人に理解されるのが難しかった、でもこうして沢山の人に愛される曲になったのがとても感慨深いですね。
いつの時代も天才の感性というものに一般ピープルはついてこれず、何十年もしてから評価されるものなんてごまんとある。この手の映画を観ると「天才と孤独」は付き物で、素晴らしい作品を世に残した人たちの苦悩も垣間見れる。
私も素晴らしいものに出会えるように、色々とアンテナを張って、凝り固まった感性にならないように日々生きておりますし、対、人となると調和も必要なので時には自分を偽ったりしながら生きています。
でも譲れないところは真正面からぶつかり、精神をすり減らしながらも、偏見に負けないで強く生きていきたいと思います。(なんの宣言でしょう)
本作を観て感じたことです。
とにかくライブシーンはどれも最高。映画でこんだけ興奮したので、実際に聴けたらどんなに興奮した事か。とにかくクイーンというバンドの凄さを改めて感じることのできた素晴らしい作品です。